べにふうきってどんなお茶?
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「幻のお茶」と呼ばれた茶葉【べにふうき(紅ふうき/紅富貴)】

幻とも言われたお茶、べにふうき(紅ふうき/紅富貴)の名前を聞いたことありますか?
べにふうきとは?
べにふうきは国産の紅茶、半発酵茶(烏龍茶)の品種として、海外の紅茶用茶葉を日本国内で掛け合わせて誕生しました。
当初は紅茶用の茶葉として栽培されていましたが、なかなか普及せず、一時期は市場にほとんど出回らない「幻のお茶」と呼ばれるほどでした。
そんなべにふうきが注目されるようになったきっかけは『メチル化カテキン』と呼ばれるポリフェノールに関する論文が発表されたことでした。
『メチル化カテキン』は「べにふうき」をはじめとして「べにふじ」、「べにほまれ」、「やまかい」などの茶品種に多く含まれる一方で、日本茶の代表的な品種として知られる「やぶきた」などにはほとんど含まれていないとされています。
この希少なカテキンを最大限に活かすために、べにふうきは紅茶ではなく緑茶として流通するようになりました。
紅茶品種から緑茶への転換
べにふうきはもともと紅茶として品種改良された茶葉です。
そのため、「紅茶として飲んでみたい」と思われる方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、紅茶や烏龍茶は製造工程で茶葉を完全に発酵させるため、茶葉に含まれるカテキンは酸化してしまいます。
そこで、茶葉を発酵させずに緑茶として加工されるようになりました。
「べにふうき」を飲むなら粉末茶がオススメ!
べにふうき緑茶をいざ味わうとなると、一つ考慮すべき点があります。
先に述べたように、べにふうきにはカテキンが豊富に含まれています。
そして、メチル化カテキンを効果的に引き出すには、熱湯で5分以上煮出す必要があると言われています。
お茶好きな方なら、この淹れ方を聞いて味を想像できたかもしれません。
そう、この方法で淹れたお茶は、とても渋い味に仕上がるのです。
粉末茶は緑茶の茶葉をそのまま粉砕しているので、お茶の栄養をまるごと味わうことができます。
べにふうきの本来なら煮出さなければ出てこない栄養も、粉末茶ならお湯に溶かすだけでOK!
90℃前後の少し熱いお湯に粉末茶を溶かして、2~3分蒸らしてから飲むのがおすすめです。
静岡茶園の「スッキリべにふうき」とは
春先の鼻がムズムズする時期、せっかく珍しいお茶をいただくのに香りがわからずおいしく飲めないのでは勿体ないですよね。
静岡茶園ではべにふうきを美味しく、すっきりと飲みやすくするために「べにふうき」、「温州ミカン」、「ペパーミント」を独自の割合で配合。
スーッと鼻に抜ける飲み心地で、さわやかな味わいのハーブティーに仕上げました。

